活性酸素と病気の関係

■活性酸素とは

人間の身体は約60兆の細胞でできており、毎日生まれ変わっています。さまざまな状況で、その中から非常に活性の強い酸素が生まれてきます。それは、周りの細胞を酸化させてしまいます。その酸素を活性酸素と呼びます。

 

そんな活性酸素ですが、私たちの体に重要な働きもします。私たちは呼吸するたびに細菌やウィルスなどを体内に入れてしまいますが、本来持っている免疫力という防御システムによって健康を維持しています。

白血球などの免疫細胞が、これらの病原菌を捕まえる時に、活性酸素の力を借りて退治しているのです。

ウィルスと戦う

活性酸素は、適量であれば病気などから私たちの体を守ってくれるのに、非常に役立っています。

 

ところが、私たちが生きていく上では、活性酸素は必ず生まれてきますが、過剰な活性酸素は、鉄がさびるように私たちの体の細胞をさびさせてしまいます。

 

過剰な活性酸素は、体の中で暴れまわり、色々な悪さをしていき、さまざまな病気の原因になります。
病原菌だけを殺してくれていればいいのですが、正常な細胞まで攻撃して、細胞内のDNAを傷つけたりすることで、ガン化させることもあります。

 

私達の体の中では毎日約200分の1の細胞が死んでいきます。残った細胞が分裂して補っていますが、分裂できる回数には限りがあります。老化にともない分裂回数が少なくなります。すなわち新陳代謝ができなくなるために細胞が再生されなくなり、老化が早まるのです。

 

 ■活性酸素が引き起こす病気

生体内で生じる活性酸素などが、老化にともなって起こってくる病気に深く関与していることが明らかになってきました。

過剰な活性酸素の害を抑えることができれば、老化のスピードが遅くなり、いろんな病気を防ぐことができることがわかってきています。

 

日本人の3大死因であるがん・心筋梗塞・脳血管疾患は、すべて活性酸素の害が関係しています。通常は、体外に排泄される活性酸素も、老化とともに活性酸素を消去する体内の防御機能は低下していきます。

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活性酸素が多くなってくると、免疫組織や多くの臓器や組織の働きが悪くなり、ますます病気をおこしやすい体になります。防御反応が低下することで、がんの発生も促進してしまいます。

過剰な活性酸素からの害を減らすことが、老化の進行を遅らせ、がんの予防の大きなポイントになるのです。

 

 ■老化以外でも過剰に活性酸素を発生させる!

活性酸素は普段の生活でも発生しますが、気づかないうちに過剰発生させてしまう原因が数多くあります。

それは、喫煙、大気汚染、食品添加物の摂取、激しい運動、風邪などのウィルスや最近などの感染、肥満、OA機器や携帯電話などの電磁波、ストレス、薬の服用などです。

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バランスの悪い食生活や悪習慣から不調に陥りやすい人も増えており、それを自ら改善するのではなく、すぐに薬に頼る人も多いようです。

生活習慣から高脂血症や高血圧、高血糖などのメタボになり、長期で薬を服用されている人もいます。

薬は、症状を抑えるためのもので、根本を改善するものではないため、長期で服用することで、副作用の害が影響すると考えられます。

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このように、老化だけでなく、活性酸素を素やしてしまう原因は周りにたくさんあります。

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