ミネラルの重要性!

最近はミネラル飲料や、ミネラルの多い水など、ミネラルが健康に関係があることは何となく知っているという方も多いと思います。

私たちの身体は色々な元素の集まりです。そのうち1%にも及ばないミネラルですが、その役割は非常に大きいのです。

 
タンパク質、脂質、糖質の3大栄養素で身体の大部分は構成されていますが、これだけでは生命を維持することは出来ません。ビタミンと呼ばれる有機化合物は身体の中で作ることは出来ないので、食べ物からしか摂取できず、第4の栄養素と言われ非常に重要な栄養素です。

さらに、これに加えて第5の栄養素と言われるのがミネラルで、その必要性が認識されてきました。

ミネラルには、濃度の高さにより、多量元素、少量元素、微量元素、超微量元素に分かれています。これらのミネラルは相互作用を示し、お互いに影響を及ぼしあっていますので、単独で摂取するよりバランス良く摂取することで、効果も高くなります。

カルシウムは、99%が骨に貯蔵されていて、血液中の濃度によって、骨に吸収されたり、放出されたりしています。骨や歯を形成したり、神経細胞の情報伝達物質として働いたりします。最近はカルシウム不足と言われていますが、マグネシウムがカルシウムの骨からの出し入れに関与しているので、一緒に摂取する必要があると考えられています。

 

 

カリウムとナトリウムは、細胞の内外でバランスを保つことで、細胞内の浸透圧を維持したり筋肉の収縮などに関わっています。

また、イタイイタイ病で有名になったカドミウムは、嫌われ者のミネラルですが、亜鉛があることでその毒性が軽減されると考えられています。

ミネラルはビタミンの働きにも関係しています。どんなに多くのビタミンを摂取してもミネラルがなければ有効には働きません。

たとえばビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が低下します。

鉄分はビタミンCにより吸収が促進されますし、セレニウムはビタミンEとで相乗効果があり、1つでの働きではない大きな働きが期待できます。またマグネシウムはビタミンCの代謝に関わっています。
その他、ミネラルは活性酸素に大きく関与していると言われています。
活性酸素やフリーラジカルは、肝臓障害や動脈硬化、ガン、老化などを引き起こすことはよく知られています。

ストレス社会と言われる世の中、ストレスが身体に加わると、血液中の亜鉛の濃度が減少します。ストレスで胃潰瘍が起こったという人もいると思いますが、亜鉛はこの潰瘍の発症を抑える働きがあると考えられています。

ストレスを解消するためにアルコールに走る・・・という方。アルコールをよく飲むと言う人は、亜鉛の吸収障害が起こり、尿への亜鉛の排出が多くなると言われています。ですから、亜鉛がますます不足してしまう可能性が高いのです。ストレス発散をアルコールだけに頼ることは逆に身体を痛めることにつながります。

ちなみに亜鉛が不足すると、味覚障害や皮膚の乾燥、脱毛、インスリンの合成機能や膵臓の機能低下などの症状を起こす可能性が高くなります。

肝臓の疾患にもミネラルは大きな影響を及ぼします。慢性肝炎から肝硬変に移行するにつれ、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、リンの濃度が低下すると考えられています。

糖尿病とクロムのかかわりは有名で、糖代謝を正常に行なうためには、クロムは必須元素なのです。

 

 

 

ミネラルは食品で摂取しても排泄される率も高くなっています。食べた食物中の鉄の90%、マグネシウムの40~70%、亜鉛の70%、セレンの80~90%は排泄されてしまうと言われています。

また、調理方法によってのミネラルの損失も大きく、熱を加えることでの失われる率はかなりになるようですし、米の精白によってもミネラルは激減しています。

有機野菜や自然飼育での牛肉や鶏肉など、作る方法などによっても、ミネラル量にもかなり差があるように思います。

土壌が悪くなっている上、加工食品なども増え、私たちのミネラル不足もビタミンの不足と同様深刻になってきています。

私たちの身体は、バランスよく栄養素が行き渡ることで、機能が正常に働いています。1つのものが過剰になったり、不足することで、全体のバランスが崩れ、体調不良や病気へとつながっていきます。

食生活のバランスが悪くなって病気が増えてきている現代ですが、仕事も忙しく、自炊でバランスのよい食事を摂ることもままならないご時世。

外食であっても、野菜や海藻をなるべく食べるようにするなど、自分の体は自分で気をつけるようにすることが大事ですね。

 

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