落ち込んだり後悔するのは欲張りだから・・・

昔、会社の同僚(後輩)で、「絶対やります!」「完璧です!」とめちゃくちゃポジティブ思考の男性がいました。若かったので、ちょっと変わった人やな~と言う思いがあり、周りからも自信過剰気味に思われていたところがあったかもしれません。

マイナスの言葉でなく常にポジティブな言葉を発していた彼は、自分を常に信じて行動していた、自分をよく理解していたのだと思います。

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お客様からメールのご相談をよく受けますが、悩んでいる方、思い通りに身体が改善しない方には共通点があります。
その方の多くは、自分の身体や環境を責めています。思い通りになっていない自分が腹立たしいのです。
どうして私だけ?どうして上手くいかないの?自分自身を批判して、毎日それを唱えてしまっています。

 

人間は皆よくばりですよね。私もそうだと思いますが・・・
良く言えば高い目標があり、向上心があると言えるのかもしれませんが、悪く言えば、今あるものへの感謝が足りなくて、今の自分を批判してしまうということになります。
人を羨ましいと思うのは、誰にでもある感情だと思います。人と比べて自分はどうかを私たちは常に意識してしまっているのかもしれませんね。
その思いが強くなると、自分の身体や環境を自分でどんどん責めるようになります。
それはこの世に存在している自分に対して、とても失礼なことではないでしょうか?

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DNA解明の世界的権威である村上和雄氏は、「生き物が生まれる確立というのは、一億円の宝くじに百万回連続で当たったのと同じくらい凄いことだ。」と言われています。
生まれて来れない生き物がたくさんいる中で、それくらい選ばれた私たちなのに、有難い、幸せだとまず感謝せずに多くを求めて自分を否定しまっていると言うことかもしれません。

 

この世に自分一人しかいなければ比較もしないし競争もありませんが、そんな世の中って楽しくはありません。また、何でも自分の思い通りになれば、自分を成長させようとは思わなくなります。
人の目があるからがんばれることもあるし目標にもなります。ですが、逆に人を羨んだり、比較したりすることで、自分を否定してしまうことが多くなりがちです。

 

ある女性が、嫌いな人はいないと話していたことがあり、その時に私は「イラっとしたり腹立ったりしないのですか?」と聞いたことがありました。
が、その人は「他人と自分は違うから腹が立つことはない。だから嫌いだとも思わない」と言っていました。

人にすぐ腹を立てる、文句を言うのも、自分の思い通りにならないことが気に入らないからですよね。
思い通りにならなければ、頭に血がのぼってしまい、怒鳴りつける・・・そんな上司やトップは多いと思います。

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思い通りにならないと、自分を拒否されたと感じます。何故肯定されないのかと自己否定してしまいます。その結果、怒りを相手にぶつけたり、落ち込んだりといった行動になります。
人は自分と違うから、すべてが自分の考えるようにはならないはず・・・と思っていれば、腹を立てることも嫌いになることもないのかもしれないですね。

相手の立場に立つというのは、相手も自分と同じ気持ちになるということを受け入れることです。自分の考えだけを受け入れてもらうと考えるのは、欲張りすぎですね。相手も同じ気持ちになることもあるということを理解しないといけないと思います。

 

病気は自分を否定する思いが作りだすとも考えられています。もちろん食生活や生活習慣にもかかわってきますが、考え方や心の持ち方の影響も非常に大きいものです。

特に重い病気になる方は、自分を否定することに慣れている人が多いと感じます。ですが、ご自分でそれをあまり感じていないように思います。責められている身体は、決して良い方向には進みません。
将来を心配して、悪い方についつい考えしまえば、毎日ネガティブな出来事が起きるように唱えていることになるので、その方向に自然と進んでしまいます。

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今こうして生きていることに、足りていることにもっと感謝してあげないと、身体は良い方向に進まないということだと思います。今存在できている自分がいることは有難いことです。
「有難い」とは有ることが難しいということです。すごい低い確率で生まれてきている私たちは、あり得ない存在であることを忘れずに「有難い」と常に思わないといけないのかもしれませんね。

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