アミロイドーシスという病気から気づくこと

元慶大ラグビー部監督で、フジテレビに入社し、キャスターとして番組出演されていた上田昭夫さんが亡くなられました。62歳という若さでした。

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病名はアミロイドーシス。アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれるナイロンに似た線維状の異常蛋白質が全身の様々な臓器に沈着し、機能障害をおこす病気の総称と言われています。
日本では特定疾患(難病)に指定されています。

アミロイドと言えば、アルツハイマー病で脳にたまると言われている異常蛋白質が思い出されますが、これが体にもたまって色々な病気を引き起こすのです。

現在は、体内に沈着したアミロイドを除去する治療法はなく、多くの場合は対処療法が行われます。

アミロイドが大量に蓄積すると、多くの器官では正常な機能ができなくなります。アミロイドの沈着の場所によって、症状の出方は異なります。

 

血管に沈着すれば、あざができやすかったり、脳ではアルツハイマー、心臓では不整脈や心臓肥大、その他、腎不全や肝臓の肥大、リンパ節の肥大、舌の肥大、しびれや疲労感、など多方面に渡ります。

原因ははっきりわかってはいません。臓器によっては機能が低下すれば、死にも結び付く病気です。

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現代は、アミロイドーシス以外にも、原因不明の病気がどんどん増えてきています。

人間の身体は全員、臓器の大きさや働き方なども違います。
それに、食事や生活習慣などがプラスされて、その人の臓器の機能が決まります。

私たちは、口から食べた食べ物で栄養を吸収して、身体を作っていきます。その時に、身体にとって不必要なものまで取り込んでしまうことは多々あると思います。本来であれば、身体にとって不要なものは、排泄されるようにできています。
自然界の物質であれば、必要なもの、不要なものを身体がきちんと振り分けてくれるのだと考えます。

 

ですが、現代では自然界にない物質を含んだ食品がたくさん出回っています。もともと自然界にあったものですら、人間の手を加えられて、元の食物とは異なるものになっている場合もあります。

 

身体が処理しきれない食べ物を、毎日のように、しかも多量に取り込んでしまっているために、消化や排泄ができない状態になり、それが臓器などに溜まってきているような気がします。

 

添加物だけではなく、牛や豚、鶏のえさにも、化学物質が使われていることが多くあります。
脂肪分に有害物質は溜められると言われますので、脂ののったお肉などには、処理しきれない有害物質が含まれていて、それを食べた私たち人間が、またそれを溜めこんでいるのかもしれません。

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断食が良いと言われるのは、食べることを一時的にストップして、排泄にすべてのエネルギーを使おうとするからです。排泄とは、便や尿だけでなく、血液の中の細胞がその手伝いをしてくれます。

飢餓状態になったとき、マクロファージが栄養が枯渇した際に最初に食べるのは、まず老廃物、そしてポリープ、それからシミを食べて、そのあとガン細胞を食べるのだそうです。
マクロファージとは、白血球の1種で、細菌などの異物や死んだ細胞などを食べるお掃除やさんです。

 

見た目がきれい、味が美味しい、香りが良い、日持ちがする・・・そのために、使われている化学物質はものすごい種類に及んでいます。すぐに影響が出なくても、身体は少しずつ蝕まれているはずです。

 

飽食の時代である現代は、昔と比べると考えられない量の食事をしています。にぎり飯だけで、長距離を歩いていた昔の人と比べれば、デスクワークや車などで、動くことが格段に減っているにもかかわらず、食べる量は驚くほど多くなっているのではないでしょうか?

 

手軽に24時間食べ物を購入できる環境にも問題があるのかもしれません。ですが、そうであってもそれに左右されていては、健康は保てないと思います。
不調になれば、薬を飲み、また添加物の多い多量の食事をしてしまう。そして、また薬でごまかす・・・。薬は症状を抑えるだけに過ぎませんし、薬そのもの自体も身体にとっては毒にもなります。

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CMで「美味しいものは脂と糖でできている」と流れています。いっぱい食べてもこのお茶さえ飲んでおけば大丈夫!とでも言うかのようなCMですが、そんなことがあるはずもなく、騙されて好きなだけ食べて、それを購入している方が悪いのかもしれません。

 

自分の身体は自分でしか守れません。自分がどれだけ気を配っているかで、自分の身体は決まります。病気や不調を抱えている人は、自分が選択しているものにきちんと目を向けるべきだと思います。

 

私たちは、病気のつらさや、大きな医療費がかかることがわかってはじめてそれに気づくのかもしれません。ですが、その前に自分の将来がどうありたいかを考えたいですね。

 

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