抗がん剤を否定する医者はすべて信用おけない医者なのか?

川島なお美さんは肝臓胆管ガンで去年お亡くなりになりました。女優とし最後まで舞台に立ちたいと言う思いから、抗がん剤はされなかったようです。
治るためにたくさんの本を読まれて、自分で治療方法を模索されていました。そして、近藤誠先生(抗がん剤を否定されているドクター)のセカンドオピニオン外来に受診されたのだそうです。

「がんと闘うな」と言われた近藤医師のせいで、手術が遅れ、抗がん剤をしないために悪化したと、ちまたでは近藤先生を批判されている方々がおられます。

でも果たしてそう言えるのでしょうか?

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市川団十郎さん(海老蔵さんの父)が亡くなられた直接の死因は肺炎だったと思いますが、長く白血病を患われており、抗がん剤などの治療により免疫力が低下したために起こした肺炎だったと考えられます。
抗がん剤に数千万を使われたとも言われていますが、結果は助からなかったのです。

 

もちろんお医者様も一生懸命治療はされているはずですし、助けようと努力をされてきたと思います。抗がん剤は癌細胞も殺すけれど、それ以上に健康な細胞にとっては毒であり、一時的に癌細胞が小さくなったとしても、また再発転移を繰り返すと言われています。
でも、西洋医学での治療としてはそれしかないために、お医者様もそれを使うしかないのです。

 

抗がん剤は細胞のDNA合成を阻害して、増殖を抑えようとするものなので、当然正常細胞に対しても同じような作用をします。「本剤は、第一次世界大戦中にドイツ軍が毒ガスとして使用したマスタードガスに起源を発している」と抗がん剤の説明には書いてあるそうです。

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癌細胞は悪いもの、体から無くしてしまわないといけないものと考えると、より強い薬が必要になると言うことでしょう。
毒ガスくらいの強い薬でしか無くすことができないと考えられてきたのかもわかりません。
抗がん剤で殺される!と言われるのは、このような強い作用が正常細胞に考える以上のダメージを与えるからと言えます。

 

西洋医学の治療は、悪い症状を抑える、切り取るということが中心です。そのために、癌は切除手術、放射線、抗がん剤などで、徹底的に取り去る、叩き潰すと言う方法をとられます。

 

人間の体は健康でいようとする力があります。症状がでるのには意味があります。
熱はウィルスと闘っているから、血圧が上がるのは、圧をあげて末梢にまで血液を流そうとしているから・・・、など体は自分で改善しようと常に努力をしています。病気や症状がでるのは、治すための過程でもあります。
癌も同じです。外部から来た細菌などではなく、自分の細胞なのです。だから体はできるだけ自分で改善しようとします。
その努力を後押しすることが、一番必要なことだと感じます。それは、食事であったり生活習慣であったり考え方であったり、それらを見直すことで、体が自分で回復する力をつけることが本来のあり方のように思います。

 

人間の体はすべて異なります。同じ体の人は一人もいません。抗がん剤治療を行って、完治されている方があるのは、癌以外の正常細胞が強かったのだと思います。
それが全員にあてはまることはありません。それだけ強力な薬を使うことのデメリットの方が一般的だと考えます。

 

抗がん剤が何が何でも良くないとは思いませんが、それだけきつい薬であるという自覚が必要です。抗がん剤を使って伸びる寿命は、数か月ほどしか変わらないとも言われます。その間をベッドでつらい思いをして過ごすのか、最後まで普通の生活をして過ごすのか・・・。川島なお美さんは、女優としての自分を一番に考え、髪が抜けたり、舞台に立てなくなることを選ばなかったのだと思います。

monsin_softどう考えるかは人それぞれです。治療しなかったからどうか、したからどうかと批判するのではなく、その人がどう選らんだかだと思います。間違っているとか間違っていないなどはないはずです。
そのためにも、誰かの意見で決めるのではなく、きちんと自分で選択するべきなのです。
自分で選択するためには、色々調べる必要もあると思います。食生活や生活習慣を大きく変える必要もあるでしょう。
それはすべて自分の体のためです。たとえ、ドクターが薦めたからと言っても、自分が少しでも疑問を感じる治療は選択すべきではないと思います。

自分が自分の体の主治医にならなければ癌の克服は遠ざかってしまいます。

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