依存性が高い人は幸せになれない・・・

恋愛関係において「私重いんです・・・」と芸能人の方が話しておられました。
重いと言うのは、何でも相手に合わせるのか、相手の言いなりになるのかわかりませんが、
自分が無くなってしまうのだと思います。人間は対等にお付き合いできて楽しいのではないのでしょうか?
ゆだね過ぎると相手には負担しかなくなり、その人への魅力はいっぺんに冷めてきます。

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依存性人格障害と言う病気があります。

1.日常のことを決めるにも、他の人達からのありあまるほどの助言と保証がなければできない。
2.自分の生活のほとんどの主要 な領域で、他人に責任をとってもら うことを必要とする。
3.支持または是認を失うことを恐れるために、他人の意見に反対を表明することが困難である。 注:懲罰に対する現実的な恐怖は含めないこと。
4.自分自身の考えで計画を始めたり、または物事を行うことが困難 である(動機または気力が欠如している)というより、むしろ判断または 能力に自信がないためである。
5.他人からの愛育および支持を 得るために、不快なことまで自分から進んでするほどやりすぎてしまう。
6.自分の面倒をみることができないという誇張された恐怖のために1人になると不安、または無力感を感じる。
7.1つの親密な関係が終わったときに、自分を世話し支えてくれる基になる別の関係を必死で求める。
8.自分1人が残されて、自分で自分の面倒をみることになるという恐 怖に、非現実的なまでにとらわれている。

(ハートクリニックさんのサイトから引用させていただきました)

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DVを受けやすい人もこのタイプの方が多いようです。
自立心や生活力がなく、相手の顔色をうかがいながら世話や保護を受けます。
相手が横暴な行動を取っても、ただ耐えるしかないと思っています。暴力を受けても、経済的な搾取を受けても性的に虐待をされても、相手にすがりつくしかないと自分は思いこんでいます。
この場合は、どちらかと言うとネガティブな受動的なタイプですが、積極的に尽くす人もいます。献身的に相手に関わります。何でもお世話をしてあげると言うか、何でも知っていないと気がすまないというか・・・芸能人の方が「重いと言われた」と言うのはこのようなタイプなのかもしれません。

 

 

そこまでとはいかなくても、何でも人に聞かないと判断できない人もいます。そう言う人は、依存度が非常に高い人と言えます。
宗教に異常にはまる人も、ある意味依存度が高いと思います。何かに頼らないと生きてはいけないから、宗教の教えに自分をゆだねてしまいます。自分が頼れる場所をそこに求めたのです。

知人の奥さんは、億と言うお金を宗教につぎ込まれていました。その宗教もお布施?寄付?をしっかりとしてもらえる相手だとわかると、どんどん彼女の地位を引き上げて、抜けられないようにしていきました。こわい宗教もあるんだな~と思いました。

 

他人の目が気になる、他人の意見が気になる、他人と違っていれば格好が悪い・・・私たちは他人の目を常に意識するようにされています。自分の判断で決めることができない人は、他人の基準に合わないと、自分を落ち込ませるし、他人の基準をいとも簡単に信じて、それに合わせようとします。

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私たち人間は、一人一人すべて異なります。一人として同じ人はいません。
体の構造も違えば、考え方、好きなもの、すべてが違うのです。基準はあってないものなのです。小さい時から基準内に入ることに慣れさせられている私たちは、基準枠からはずれることが怖くて、基準枠を常に意識してしまいます。そのために、周りの意見や反応がとても気になるのです。

 

人に迷惑をかけることは違いますが、他人とは異なる自分の枠があって良いはずなのに、その枠が決められないのです。
自分のことが自分で決められない人は、自分の人生を粗末にしているのかもしれません。
最近問題になっているストーカーも強烈な依存度によります。自分の人生のすべてが、その人で成り立つくらいに依存し、その依存に対して見返りが期待できなくなると攻撃に変わります。
意地悪をしたり、悪口を言う人、パワハラの上司も、依存度が高いからです。自分に興味を持たせる、すなわち自分が孤立しないようにするためだと思われます。

 

依存度が高くない人は、他人の意見や情報を参考にしても、それに頼ることはありません。
他人がどうであれ、自分の意志が優先されます。一人でも問題なく行動ができます。
自分を大切に考えられるから、他人まかせでない人生を送れます。自分を大切にできる人は、他人も大切にできます。
自分を愛せなければ他人は愛せないし、他人からも愛を受け取れないのかもしれません。
自分の人生に責任を持てる人は、きっと幸せになれると思いますね。

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