消臭・除菌スプレーは大丈夫なのか!

TVコマーシャルで、日光より除菌に優れている?と謳っている消臭・除菌スプレー。
私はCMを見るたびに、1本分1回で使い切るくらい、シュッシュとふりかけて体に悪くないの?と感じていました。それに、あれがお陽さまと同じ効果だとはとうてい思えないですし、
返って湿気を増やすことになり、気持ち悪くなりそうな気がしていました。

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2015年に、除菌成分(第四級アンモニウム塩)によって、メスのマウスで妊娠率や生まれる胎仔数の減少、オスで精子濃度や運動性が減少したという研究が米国で発表されました。そして環境団体が警告を発表しています。

第四級アンモニウム塩は、経口致死量1~3グラムの猛毒。
調べてみると、消臭・除菌スプレーに成分表示がちゃんとされていません。『トウモロコシ由来消臭成分』配合と表示されていたりしますが、実際に除菌作用をしているのは、天然成分ではなく化学物質です。また除菌・消臭スプレーは、家庭用品品質表示法の対象外で、台所用洗剤や洗濯用洗剤のように成分を詳細表示する必要はないのです。
だから「除菌成分(有機系)」などと言う、消費者にはわかりにくい曖昧な表示で、第四級アンモニウム塩などの危険な成分が入っていることが多いと言われています。

 

カーペットにあんなにシュッシュして、はいはいする赤ちゃんや小さな子供にはどうなのかと思っていましたが、子供ややっぱり赤ちゃん、妊娠を希望する若い人たちには、特に危険と言うことではないでしょうか?

 

最近ペットの肝臓疾患が増えているようで、獣医さんから消臭・除菌スプレーを使用していないかと指摘されたとのこと。動物を室内で飼っていると、匂いが気になるのか、よく使用するお家が多いようですが、人間より敏感なペットにはすぐに不調があらわれるのかもしれません。

 

体力が低下している人や、喘息を持っている、呼吸器系が弱い人は、特に使用しない方が良さそうですね。

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吊革を持てないとか、友人が家に遊びに来ると、まず風呂に入ってもらわないと家にあげないとか、除菌しまくっているとか、他人とお鍋を食べられないとか・・・そんな潔癖症の芸能人が、TVでその度合いを競っていましたが、それって単にきれい好きで片付けられるのでしょうか?

 

人間の体には、たくさんの常在菌が存在します。ある意味、その菌たちと共存して生活しているわけです。
常在菌は、主に健康な人の身体に日常的に存在する細菌のことで、住み分けがきちんとできています。
腸の中にいる菌、皮膚の上にいる菌など、体の色々な場所に菌は存在し、一緒に生きているわけです。

 

常在菌が一定のレベルで存在することで、私たちの体を外部の菌からで保ってくれています。抗生物質を飲み過ぎると、その常在菌までが殺されてしまい、別の強力な菌に体が蝕まれてしまったり、ニキビが気になり顔を洗いすぎることで、常在菌がいなくなり、かえってニキビを悪化させることもあります。

 

私たちの免疫力を高く維持することは、常在菌との一定のバランスが保たれていることも大事な要因なのです。きれいにし過ぎることは、きれい好きだから良いわけではなく、かえって自分の健康を損ねてしまう可能性もあるわけです。
消臭・除菌剤に頼るのではなく、こまめに洗って日光に干すことが、昔から清潔に保つための知恵だったと思います。
いつの間にか、シュッシュすることで楽に除菌や消臭ができると、洗脳されてしまっています。

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災害があって、土の上での生活が強いられるかもしれません。お風呂に毎日入れないことが有るかもしれません。そんな時に、生きるためには潔癖症ではいられないのです。いつでも適応できる体は、自分の力で作るべきですね。

 

便利なものには必ず何かマイナス面があるはずです。便利なものは良く考えてから利用する方が良いと思います。

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