カロリーゼロ、カロリーハーフ、減塩の食品

食品と健康に関する関係はとても気になるものです。
カロリーが多いのが肥満の元である、コレステロールは良くない、塩分摂りすぎは高血圧の元など、あれがいけないこれがいけないと言う情報はたくさんあります。

元々の食品からそれらを半減させたり、ゼロにするわけですが、味はほとんど変わりはありません。何故変わらないの?って考えたことはありますか?

umeboshi-530x221

たとえば、梅干しは保存食として昔から作られてきました。
長期保存をするためには、防腐、殺菌作用のある塩の利用が不可欠です。
この塩分を減らすとどうなるのでしょう。当然、防腐殺菌効果が半減してしまいます。
そこで、その代わりの用いるのが防腐剤となるわけです。塩分を減らすことで、添加物が増えることになります。

 

そもそも、人間にとって塩分は必要不可欠な成分です。
羊水も血液や体液の成分も塩分やその他のミネラルが含まれています。細胞がこれらを調節しながら私たちの生命活動を維持しているのです。特に塩(ナトリウム)は、体を動かすための筋肉に関わります。
スポーツ時や熱中症時に汗を多くかくと、足がつったり、筋肉痛がひどくなったりします。
塩分濃度が薄くなったことで、起きる体の信号です。体自体も内臓も筋肉で動かされていますので、ナトリウムの不足は、あらゆる体の動きに支障を起こすことになってしまいます。

ただし、塩と言っても天然塩と精製塩があります。天然塩は、ミネラルをバランスよく含んでいますが、食卓塩と言われる精製塩は、塩化ナトリウムが99%の化学物質です。
高血圧に塩分が良くないのは、まさにこの精製塩です。コンビニ弁当やお惣菜などの多くは、天然塩ではなくこの精製塩を使用していることが多いと思います。やはりコストに数倍の違いがあるためです。

text_genen

人間にとって必要である塩分そのものを控えてしまうとどうなるのでしょうか?
筋肉の働きや臓器の働きが低下し、老化を促進し、認知症にもかかわるとも言われています。塩分そのものを悪者にしてしまうと、本来の体の機能にも影響が起きる可能性は高くなります。

 
肥満を気にする方が多いのか、カロリーゼロの飲料水や食品をよく目にします。
ダイエット中の方や、太ることを気にする女性などは、こちらを手に取るのでしょう。
糖分をカットしてありますが甘い味がしますよね。糖分ゼロなのになぜ甘いのって思いませんか?
そうです、ダイエット甘味料(人工甘味料)が使われているからです。
ご存知の方もおられるかと思いますが、人工甘味料は通常の砂糖の甘さの何十倍もの甘さがあります。
少しの量で甘さを出せると言うことです。コスト面でも都合が良いですね。
糖尿病の方にも良いかもと言われますが、耐糖能障害を起こしやすくなり、糖尿病や肥満のリスクがかえって高くなると言うことも言われています。
その上、生殖機能障害、腫瘍、頭痛、うつ、不眠症、記憶障害など、多くの研究報告がされています。そもそも、量を食べなければカロリーゼロでなくても問題はないはずなのですが。

sweets_jelly

 

コレステロールハーフなどの食品も、それをカットすることで別の何かが添加されている可能性もあります。

 

私が小さかった頃(半世紀前ですが・・・笑)にはなかった食品がたくさんあります。
防腐剤のおかげで、遠方の食材を食べることができるようになったメリットもありました。
ですが、現代では必要以上の添加物が使われています。
高血圧のリスク、減塩の異常なまでの必要性、肥満は良くないなど、添加物の売り込みのため?と考えても不思議ではない情報があふれかえっています。

 

手軽さや便利さ、価格などを考えるばかりで、なぜレストランで時間をかけて作られたような食品が存在するのか、何の疑問も持たない人が多すぎるように思います。

 

健康は自分で手に入れるしかない時代です。
そのためには、外部の情報に振り回されるのではなく、自分で調べて自分で判断しなければいけないのだと思います。

カテゴリー: 食べ物 パーマリンク