睡眠不足による弊害

人生の1/3は眠っていると言われている睡眠ですが、私たちの身体にどんな影響があり、なくなったらどんなことになるのでしょう。 

眠ることは、疲れをとるためのものと思われていますが、ほとんどは脳を休めるために寝ています。もちろん身体にとっても必要な睡眠ですが、脳が十分休めていない状態では、身体もしっかり休めていないということになります。 

私たちの体は脳によって支配されているので、脳を休めないと体もきちんと休めないということになります。不眠の人が疲れやすかったり、すっきりしないのは、やはり休みきれていないからなのです。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。

レム睡眠は、Rapid Eye Movements(急速眼球運動)の頭文字より取られ、そう呼ばれています。レム睡眠は、寝てから1時間半くらいのノンレム睡眠の後現れて、その後1時間半くらいの間隔で繰り返されます。

夢を見るのはこのレム睡眠の時だと言われています。

ノンレム睡眠は、入睡眠時からぐっすり眠る状態までの眠りをいい、身体も脳も休息している状態になります。居眠りはほとんどがノンレム睡眠だと言われ、空いた時間の少しの居眠りでも脳の休息になります。

私たちの行動は脳によってすべてコントロールされています。脳は身体に比べて2~3%の重量しかないのに、消費するエネルギーは全体の約20%にもなります。

身体はじっとしていればある程度の休息になりますが、その間も脳は休まず活動しています。脳は寝ている間も、起きている間の情報をきちんと整理してくれています。

 

必要、不必要、悲しみや怒りの出来事など、整理してくれることで、睡眠がきちんと取れれば心もだんだんと癒されていくことになります。睡眠がきちんとできていなければ、心もなかなか癒されないということになってしまいます。

睡眠がスムーズでないと太りやすくなるということも起こってきます。

私たちの身体は自律神経によってコントロールされ、交感神経と副交感神経があり、昼の活動(代謝が活発化される)と夜の休息(代謝を抑える)をうまく切り替えてくれています。

 自律神経の働きがスムーズに行われないと、代謝が正常に行われなくなり、脂肪を貯めやすい身体になってしまいます。

その他、成長ホルモンの分泌も睡眠が正常にとれていることで、きちんと分泌されます。午後10時から午前2時くらが成長ホルモンが活発に分泌されますので、睡眠不足になると分泌が低下してしまいます。

成長ホルモンは、老化によって失われていくホルモンでもあるので、成長ホルモンの分泌が少なくなると、老化も早くなってしまうということになります。最近お肌の老化が気になるという方は、睡眠が不足している、良い睡眠が取れていないということはありませんか?

寝る子は育つというのは、まさしくその通りなんですよね。

仕事で忙しく寝る暇もないという人、なかなか寝付けない、何度も起きてしまうと言う人が増えています。忙しい人は、仕事を効率よくこなすためにもきちんと睡眠はとらなければ、頭の働きも低下してしまうことも理解して下さい。

睡眠障害があると言う人は、睡眠がうまく取れるようにライフスタイルの工夫も必要です。寝る前の食事は、内臓の働きが良くなるので、眠りを妨げてしまいます。過度の飲酒は眠りやすくはなりますが、眠りの途中で覚めやすくなってしまいます。

眠りにつく前は、交感神経から副交感神経へと移行しやすくするためにも、部屋を少し暗くし、リラックスできる環境に置くことが大切です。

ゆったりお風呂に浸かる、ストレッチなどで体をほぐすことも、眠りやすくなる方法です。良い睡眠は、アンチエイジング効果がとても高いのです!

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