抗生物質が効かない耐性菌が蔓延する恐れあり?

抗生物質が効かない、薬剤耐性菌の問題は、英国にとってテロ問題と同様に非常に驚異的な問題で、世界的にも脅威となると報告されています。

以前は、風邪と言えば抗生物質を出すなど、あらゆる病気に抗生物質が使われていました。

風邪の原因のほとんどは、ウイルスですが、そのウィスルにほとんど効果がない抗生物質が使われてきました。

病気を治すというより、ビジネス??と感じてしまいますが・・・

抗生物質は、微生物や細菌の増殖を防ぐために用いられる薬です。

 

細菌は、人間や動物などの生物の体に入って細胞分裂で増殖していく単細胞生物です。

ウィルスは細胞はなく、他の生物内の生きた細胞内で、寄生して増殖します。

ウィスルは、寄生した生物が死んでしまうと、自分も生きてはいけないため、ある意味共生しようとします。

でも、細菌は単独で生きていけるので、入り込んだ生物を殺してしまうこともあります。

菌も生きていくのに必死です。共生しているうちは良かったのですが、やたらめったら殺されるわけですから、当然パワーをつけてくる菌もでてきてしまいます。これが薬剤耐性菌と言われるものです。

 

術後などに体力が弱っていて、薬剤耐性菌に感染した場合、死亡にもつながっています。

 

薬剤耐性菌は、菌自体が変異してしまう場合と、薬を効かなくしてしまう酵素を産生してしまう場合があります。

 

私たちは、色々な菌と共存している状態です。特に悪さをされるわけでもない常在菌とは共生しているということになります。

日本人はきれい好きなので、抗菌に対してとても敏感です。

何でもかんでも抗菌することで、共生している常在菌も殺してしまうため、病原菌の侵入を許してしまうことにもなります。

抗生物質の乱用に限らず、ハイターなどの除菌剤の乱用も問題があるのです。

強力化した菌の反乱は、もうすぐやってくるかもしれません。

 

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