ストレスの怖さ

はっきりしない病気の場合、ストレスが関係していると良く聞きます。

動物が受けるストレスというのは、ほとんどは敵から身を守るために、戦ったり、全速力で逃げることです。

 

ストレスを感じると、動物である人間も、糖分が筋肉に送られて、戦闘態勢になります。そして、全力を筋肉に集中させるために、内臓の働きも低下します。

現代社会では、敵をやっつける戦闘態勢になるようなストレスを受けません。怒られたり、嫌な思いをすることで、戦うことはありません。筋肉をつかうことはないのです。

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で、筋肉に集まった糖分は、使うことなく余ってしまい、脂肪分として蓄えてしまいます。

そのために、中性脂肪値やコレステロール値が高くなってしまいます。メタボの原因にストレスがあるのはこのためです。

 

また、内臓の動きを低下させてしまうため、血流も悪くなり、色々な不調を起こしてしまう原因になります。

 

ストレスには急性と慢性があります。

命の危機を感じたりする(ストレスを感じる)と、体温や血圧の低下、血流低下、血液の濃縮、急性胃腸潰瘍の発生、筋緊張の低下が起こります。

しばらくすると、逆に体温や血圧の上昇、筋緊張の増加、血糖値の上昇などが起きてきます。この状態が続いているのが、いわゆるストレス状態と言われる状況です。

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しかし、長く続くと、この状態でいるのも身体が耐えられなくなってしまい、また急性の場合と同じように、体温や血圧の低下、血流低下、血液の濃縮、筋緊張の低下が起き、臓器の機能低下に結びついて、死に至る可能性もあります。

 

ストレスは、脳の視床下部というところに伝えられます。視床下部は、交感神経、副交感神経機能や内分泌機能を、総合的に調節して、生体のバランスを維持しています。また視床下部では、ストレスに対抗するホルモンなどを分泌し、ストレス反応に対して重要な役割を担ってるのです。

 ストレスが続くと、生体のバランスを崩し、免疫力を低下させ、病気を発症させてしまいます。

 

現代人は、敵と戦うストレスではなく、精神的なストレスがほとんどです。

周りからの自分の評価が気になったり、過去の出来事をずっと悔んだり、先に起こる可能性があることばかりを気に病んだり・・・

それをまず受け止めて、どこかで気持ちを切り替えない限り、ストレスはずっと続くことになります。

 

受け止めることも大切です。それではいけないと、がんばりすぎていると、ストレス状態から逃れることはできません。

今の自分の気持ちを素直に受け止めて、そして忘れる、気持ちを切り替える・・・

 

たかがストレスと思っていても、長く続けば病気を引き起こすことは間違いありません。

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