甘いものは習慣でなく、中毒である

コンビニがなかった昔は、今よりずっとお菓子などの甘いものの消費量は少なかったはずです。簡単に手に入れられるようになって、確実に消費は多くなっています。

 

ご存知のように、糖質を摂ると膵臓から血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌されます。インスリンの働きによって、半分くらいは肝臓に蓄えられますが、それ以上は全身の臓器がエネルギー源として血糖を取り込みます。そうやって血糖値は下がります。 non016身体を活動させて維持させるのに必要な糖があって、貯蔵分も適度にあるのが、身体の本来の状態です。

 

糖尿病になれば、インスリンの分泌が低下して、糖の取り込みができなくなり、高血糖になってしまいます。

 

肝臓は、エネルギー源の血糖が不足しないように、空腹時には糖新生という働きによって、アミノ酸等からブドウ糖を作り出して、血液中に供給します。

インスリンは、多くなれば肝臓に蓄えて、肝臓からブドウ糖が出さないように止め、血糖値を一定に維持する働きをしています。

 

インスリンの働きが低下すると、肝臓は必要以上の糖を放出してしまい、さらに高血糖を助長してしまうことになります。

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甘いものを食べているからすぐに糖尿病になるわけではありませんが、糖質を摂取するとインスリンが出ます。甘いものを食べ続けていると、血糖値が常に高い状態にあるようになるため、インスリンも常に出続けないといけないようになります。そのため、甘いものを食べない時にも、インスリンの作用で血糖値が低下してしまいます。

 

血糖値が下がると脳が飢餓と勘違いし、また甘いものがほしくなるという悪循環にはまってしまうのです。低血糖状態では、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。

 

インスリンの出番が多くなると、いずれは出方が悪くなり、出なくなってしまいます。これが糖尿病になる原因でもあります。

 

悪循環は、すなわち中毒状態に陥るということになります。

脳のエネルギーは糖質だけなので、疲れた時などは甘いものがほしくなり、食べることで脳へのエネルギー補給ができると言われています。

炭水化物から摂取すると、エネルギーに変わるのには少し時間を要しますが、砂糖ならすぐにエネルギーになるために、効果的だと言うわけです。

 

ですが、食べ続けていると低血糖になり、無気力、頭痛、眠気などの弊害が出てきます。 snack_a18

低血糖になると、身体は血糖を上げようとし、アドレナリンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が分泌します。

これらの神経伝達物質は「攻撃ホルモン」と言われ、怒りっぽくなったり、攻撃的になったり、キレやすいなどの症状を起こす弊害もあります。 

 

甘いものの摂りすぎは悪循環に陥りやすく、このように弊害が非常に多いということを知っておくべきだと思います。

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